南青山のトータルビューティーヘアサロン (外苑前駅4A出口より徒歩4分)

COLUMN

紫外線の何が良くない?のアレやコレや

だんだんと暑い日々が多くなってくるこの季節。

 

自転車通勤の私としては、紫外線との戦いは年柄年中の事ですが、3月から重たい腰を上げ、いよいよ本番前って感じになって来ました。

 

 

日光アレルギーが酷くなりだした3年前から、真夏の自転車通勤は辞めてます。

 

 

陽が当たって汗をかくと赤く炎症を起こしてしまい厳しいのです…。

 

 

そんな、紫外線が肌に良くない事はもうみんな知ってる常識ですよね。

 

 

では、紫外線の何がどう良くないかは、意外に知ってるようで知らないもの。

 

 

まず、肌に影響する紫外線の種類は、

・紫外線A波

・紫外線B波

・紫外線C波

とあり、一般的には、この中の長波長と中波長の紫外線AとBが地表に届く紫外線で、オゾン層やオゾンホール破壊の進行に伴い、届くこともありますが、基本的に紫外線C波は短波長で地表には届きません。

 

 

紫外線A波は、320〜400nm(ナノメートル)

 

 

紫外線B波は、280〜320nm。

 

 

UVーA

・生活紫外線で、ガラスや雲も通り抜ける。

・紫外線の9割

・真皮まで到達 →  コラーゲン繊維、エラスチン繊維の変性、しわ、たるみ

・サンタン(皮膚の黒化)

奥まで行くけど影響少。年柄年中!

 

 

UVーB

・レジャー紫外線

・ガラスや雲をほとんど通さない

・いわゆる日焼け(サンバーン、サンタン)

・表皮に影響 →  肌のゴワつき、角層中の水分減少、肌荒れ

奥まで行かないけど影響大。夏!

 

 

プラスして表皮と真皮のざっくりとした説明をすると、表皮とは厚さは0.2mmの肌の1番外側の層で、真皮とは表皮の下の厚さ2mmの皮膚の本体とも言える組織です。

 

 

紫外線の話に戻ると、

サンバーンとは、日焼けで肌が赤くなる事で、

サンタンとは、日焼けで皮膚が黒くなる事です。

 

 

更にプラスで覚えておいて欲しいのが、サンケア指数です。

 

 

これは、肌への影響のある紫外線(UVーA、UVーB)を防ぐ効果をわかりやすく示したもの。

 

 

SPF(UVーB)とPA(UVーA)です!

 

 

SPFとは、Sun Protection Factorの略で、UVーBの防止効果を表す数値で、赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。

 

 

SPF1= 約20分とし、日焼け止めを塗ったことにより、どれだけ効果が持続するかを表したもの。

 

 

わかりやすいので、SPF30の場合を例に上げると、20分 × SPF30= 600分 =10時間となるわけです。

 

 

PAとは、Protectino Grade of UVAの略で、UVーAに対する防御効果を表しています。

 

 

先程もお伝えしたように、UVーAは、長波長で肌の奥の真皮まで届くため、シミやシワの発生に大きく関わります。

 

 

窓ガラスも透過するので、私はユニクロのUVカットパーカーの黒が夏は手放せません!笑

 

 

PAは+表記で、+(プラス)の「 効果がある 」から++++(フォープラス)の「 極めて高い効果がある 」まで。

 

 

・日常生活 = SPF20 PA++

・軽いレジャーや屋外スポーツ = SPF30 PA+++

・炎天下での作業やスポーツ = SPF50 PA++++

 

 

これくらいがいい目安かと思います。

 

 

なんでもかんでも強ければいいと言うものではなく、強いものは肌にそれだけ負担があったり、クレンジング剤を使わないと落ちなかったりするので、残ると肌荒れの原因にも。

 

 

大事なのは、適切な場面にあった適切なものを選ぶ事と、適正量を塗る事、塗り直す事。

 

 

自身のライフスタイルにあったUVケアアイテムを選んでくださいね🙂

 

 

KIND  佐々木れいこ🙂