真夏も超えて猛暑の日々が続いている今夏。
暑くて外に出る気もなかなか出てこない…
楽しい予定でもないとやってられないよ!ということで、皆様にお出かけのご提案です。
今年は浴衣でお出かけしてみませんか??
私事ではありますが、先日友人企画で屋形船に乗ってきました。
参加人数なんと30人!
女性陣だけでもこんなにたくさん。
全員が浴衣(和装)というドレスコードで集まりましたが、誰一人デザインも被らず、とっても華やかで、浴衣を着てお出かけしているということ自体がワクワクしてとっても楽しい気持ちになりました。
このためにヘアやメイクに気合を入れてきた子もたくさんいて、とても目が潤いました。
男性の浴衣姿もなかなか見る機会のないもので、和装の男性陣はまた圧巻でした。とてもグッときます。
男性も女性も関係なく、全員とてもハッピーになること間違いなし!
浴衣ってそもそもどんなもの?
起源は平安時代に貴族がお風呂に入る際に着用した、麻でできた湯帷子(ゆかたびら)であるとされています。
なるほど、それで浴室の衣と書いてゆかた、なんでしょうか。
1890年代までは外出着というより日常着(くつろぎ着、今で言う部屋着でしょうか)としてが大半だったようです。
現代では、夏季に着用されるお洒落アイテムの一つとして、色や柄も多様な種類があり、とても華やかな装いとして使われるようになってきました。
普段着からオシャレ着へと様相を変えてきた浴衣。
これからまだまだお祭りや花火大会など、夏の風物詩ともいえるイベントが盛りだくさん!
KINDの近くでは、8月16日に神宮外苑花火大会もあります。麻布十番祭りや高円寺阿波踊り、各地での盆踊りなどもあります。
まだまだたくさん催し物もありますし、ただお出かけするもよし。
皆様にも様々なシーンで浴衣を気軽に楽しんでもらえたらうれしいです。
KINDでは、浴衣の着付けもやっており、レンタルも購入も可能です。
http://www.instagram.com/kimono__kind?igsh=a2Y3M2JxdnNsMzJu
こちらのきものKINDで取り扱っております。
KIND TIMESというYouTubeでも紹介しておりますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/dB96KuQLu00?si=STxI4q_2S3UTYy8p
(↑去年から一緒に着付けを習い始めた新宅さんが、がんばってくれました。可愛いです。)
安価なポリエステル素材もお手入れ簡単でよいですが、だれかと被りづらく着心地もよく涼しい、自分の体のサイズに合った一生モノの浴衣を着たい・作りたい方にKINDの浴衣はとってもおすすめです。
私も今年は着付けも習って自分で着れるようにもなったので、まだまだ着倒したいなと思ってます。
クーポンもございますので気軽にお使いください!
浴衣でたくさんお出かけできるようになれたらハッピーですよね。
ここで、浴衣の着付けって何が必要だったっけ?
という方向けに、道具のおさらいをしておきましょう。
・浴衣
いわずもがな。お気に入りの一着を見つけましょう。
私は20年ぶりに買いました。生成り色風の白い浴衣です。大人っぽくて好き。
・帯 (半幅帯または兵児帯、男性は角帯)
大人っぽくきちっと着こなしたい方は半幅帯がおすすめです。昨今は結ぶのも割と手軽にできる兵児帯がとても流行っていて、セット販売されているものは大半が兵児帯になってきています。ふわっとしたレース調のものも多く、可愛らしく華やかな印象になります。
・紐2本
浴衣の裾の長さを合わせるための腰紐と、襟合わせや衣紋の抜き具合や背中のよれがないよう保ち、脇の身八ツ口を閉じてインナーが見えないようにきちんと止めておくための胸紐が必要です。胸紐はコーリンベルトでも代用可能です。
・和装スリップ(インナー)
薄手で着物の中でも透けやすい素材も多い浴衣ですので、インナーは必須。
特に淡い色や白地に近いものの時は忘れずに。
・タオル1~2枚
補正に使います。従来浴衣とは肌の上から直接着るくつろぎ着としての装いのため、なくても大丈夫ですが、腰紐や胸紐が身体に食い込むと苦しくてしんどくなってしまう方もいらっしゃるので、あると便利です。
くびれや体の凹凸が多い方は、帯や着物がくずれにくくなるため補正はしっかり行うことをお勧めします。
・下駄
土台の木や鼻緒の布の素材、靴底の形などで、実は様々な種類のある下駄。花火大会やお祭りなどのお出かけは歩く時間が長くなることもあるでしょうから、デザインだけではなく、自分の足に合ったものを選びましょう。昨今はサンダルでの浴衣合わせも多くなってきているようで、必ずしも下駄でなければいけないわけではないですが、風情ある装いの方が楽しさもひとしおでしょう。
・伊達締め
お端折りが長く出すぎてしまったものを上げたり、お端折りの底のラインをきれいに揃えて留めたりする役割があります。浴衣の場合、必要なければ使わなくても大丈夫ですが、よりきれいに見せ崩れにくくするにはつけましょう。
・帯板
浴衣の場合なくても大丈夫ですが、帯に張り感を持たせたい半幅帯や、シワなくぴしっと着こなしたい方は入れるとよいです。逆に、たくさん身につけすぎて暑くなりやすい方は熱中症の危険もありますので、控えましょう。
・三重紐
帯結びの幅を広げるアイテムです。こんなアレンジができるの!?と周りから目を引くオシャレな帯結びが可能になります。先日のプライベートもこんな感じで友人たちの帯をアレンジしましたが、三重帯があるとより華やかな帯ができます。
他にも装飾品があってももちろん良いと思います。
自分で着るにしても、着付けをしてもらうにしても、上記は必要になりますので、準備があると安心ですね。
KINDで着付けとヘアセットをする場合の所要時間ですが
着付けにかかる時間は、ざっくり余裕を見て20~25分程度です。
ヘアアレンジは、30分~1時間程度、髪の長さや毛量によって少し前後します。
お出かけ前に時間を気にすることのないよう目安にしてください。
ここまで読んでくださった皆様は、もうすでに浴衣でお出かけしたくてたまらないでしょう。
私は早く予定を立てて着たいです!
ヘアだけでなく、装いからも夏を楽しみましょう。
KIND小山なつき