KINDの大庭です。
今回はヘアオイルとヘアアイロンの相性についてのお話しです。
ヘアオイルをつけてからヘアアイロンを通すと傷む説
この説が本当なのか美容師の観点と科学の側面から徹底解説していきます。(頑張って最後まで読んでね)
ネットで話題になっていたのが【ヘアオイルをつけてからアイロンをすると髪が傷む】
これは天ぷらや料理の観点から油で髪が揚がるのではないか?という疑問から生じているようです。
この疑問に対しての解答としてはNOです。
前提の情報として『髪は乾燥状態で160度以上熱せられるとタンパク質変性を起こして必ず傷みます』
それではヘアオイルをつけてからアイロンをすると、より傷むのかの解説は下記にあたります。
まず料理に対しては熱源が火です。これは決まった温度がなく、ある程度までは際限なく上がります。
つまり火は一定の温度ではないということです。
油も360度以上で自然発火する恐れがあり、熱源が火であればこの可能性は充分にあり得ます。
しかしながらヘアアイロンの上限温度は高くても200度前後。 つまり髪にヘアオイルをつけてからアイロンをすると傷むには一部語弊があります。
正しい解答は髪は元々160度以上で必ず傷む。
オイルをつけたつけないからの前にアイロンは髪にダメージを与える。
オイルをつけてからアイロンを通しても髪が揚がることはない。
ネットにはこのような疑問もありました。
【アイロン前につけるオイルがありますがこれも傷みますか?】
この疑問に対しての解答はこちらです。
熱保護ができる成分『γ-ドコサラクトン』や『メドウフォーム-δ-ラクトン』が配合されているヘアオイルであれば、ヘアアイロンの熱から髪を保護できます。
このような成分が配合されていないヘアオイルは、熱の耐性がそもそもない可能性がありますので、仕上げ(アイロン後)としての使用をおすすめします。
しかしながらここで盲点が2つあります!
1つ目はヘアオイル→アイロンの手順だとオイルが髪に癒着する可能性が高まります。
髪にオイルが癒着すると通常のシャンプーでは取れづらくなり、髪が異様なベタつきを持つことで髪も乾きにくくなることが多々あります。
また、思ったようにカラーが染まらなかったりパーマをかける時に悪い影響を与えることがあります。
熱からまもることができても髪を異質に変える原因にもなり得るので気をつけましょう。
2つ目はヘアオイル→アイロンの手順だと髪をまもるどころか傷ませる原因にもなります。
この原理はバターとサラダ油を例に挙げると、髪にはバターのような油分(CMC)が含まれています。 ヘアオイルはサラダ油として例えてみましょう。
常温であればこのバターとサラダ油は混ざり合いません。 この2つをフライパンで熱するとどうなるでしょうか?
バターが溶けてサラダ油と一体になります。 ここで問題なのがこの溶け合った油は常温で分離するでしょうか?
答えはNOなんです。
つまり一度溶け合ったバターとサラダ油は元に戻りません。
この現象が髪にも生じます!
髪に元々あるバターのような油分(CMC)がヘアオイルと溶け合うことで、髪に必要なバター(CMC)がシャンプーなどで流失する危険性が高まります。
つまりヘアオイルをつけてからアイロンをすると、熱保護ができていたとしても、髪に元々あるCMCを流失させる危険がある。
ヘアオイルをつけることで逆に髪にダメージを負わせることがあると言うことです。
これが仮に毎日となれば必然的に髪のダメージは進行することでしょう。。。
ここまでをまとめると
⚪︎ヘアオイルをつけてアイロンをすると熱ダメージが増すは嘘
⚪︎ヘアオイルをつけてからアイロンを通すと髪に含まれるCMCが流失して傷む可能性が高まる
⚪︎どうしてもヘアオイルをつけたい時は熱保護成分配合のオイルを使用する
⚪︎髪は160度以上に熱すると必ず傷む
それでは髪にできる限り負担をかけずにアイロンを通す方法はないのか?
もちろんあります!
それは熱保護成分配合のミストまたはクリームを使用する。 オイル系ではなくCMC配合のアウトバストリートメントを選択する。
ミスト•クリームタイプであれば髪の内部に浸透しやすいCMC配合も多く、髪をケアすることも可能です。
更に熱保護成分が配合されていればダメージを防ぐ手助けも同時にしてくれます。
この最強のヘアケア商品がKINDのオリジナル商品で、販売してるので使わない手はないですよ◎
