昨今では進化したドライヤーがたくさん販売されていて、皆様のお手元にも高級ドライヤーと呼ばれるとてもいい製品をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
様々なドライヤーがある中で、どのドライヤーも素晴らしい機能がたくさんついています。
メーカーでこれが良い!と一概にお伝えしかねますのでメーカーは伏せますが、このような特性はこんな髪質に向いてます!というのと、乾かし方の参考動画をお伝えしたいと思います。
①風量の強さ
言わずもがな、髪の量の多い方、スーパーロングの方など髪を乾かすのに時間のかかる人に向いてます。
風量が強ければドライヤーの時間はグッと短縮されます。
それと、スタイリングがラクなヘアスタイルの方。
ストレート毛で、乾かしたら決まるボブやオールバックスタイルの方など、手を加えずにスタイリングの終わる髪型の方にも向いているかと思います。
ただ、どんなに髪が多くてもスーパーロングでも、細い髪の方は要注意です。
風量の強さは、自分の想像よりバサバサと髪を広げてくれるので、細い髪の方は絡まりの原因になりやすいです。
クセが強い方も少し注意が必要です。
先ほどもお伝えした通り、バサッと広げて乾かしてくれるから時短になるわけです。
が、その反面でクセのある髪質は広がってしまった髪を元に戻すのが大変困難です。
広がりやクセが出ないようにひと工夫しながら乾かすなら、風量はあまり拘らない方がいいかと思います。
②イオン
プラスマイナスを整えてくれることで、髪が帯電するのを防いでくれる効果があります。
メーカーによっては水分量もコントロールしてくれるものもあるので、髪が健康な状態を維持するのに手助けしてくれます。
静電気を帯びやすい髪や、パヤパヤと広がりやすい髪の方に向いています。
さらっとした手触りの欲しい方、まとまる髪にしたい方にも効果的です。
③温度調整機能
髪はもともと、60度を超えるとダメージが進むといわれています。
温風と冷風が交互に出たり、髪の表面温度を感知して温冷を出し換えてくれる機能は、ダメージを進行させないためにとても重要です。
温風による髪の内部の水分量を飛ばしすぎない役目も担っています。
しっとりまとまる髪になりたい方、ダメージをすでに受けていてパサパサ感の気になる方は使った方がいい機能ですね。
または、カラーの褪色が気になる方、トリートメントの効果が落ちやすい方にも効果的です。
低温で乾かすことで、髪のキューティクルダメージを防いでくれるので、色やトリートメントの流出を防いでくれます。
ただ、完璧に狙って温度のコントロールができているかというとそうでもなかったりするので、乾かすスピードは少し落ちてしまいがちです。
毛量の多い方は、先に全体を5割ほど乾かしてから温度調整機能に切り替えて乾かすと、そこまでスピードも落ちずに乾かせると思います。
④遠赤外線
先ほどの温度調整機能で、乾かすスピードが落ちてしまいがちなのを解消するために最近増えた機能で、遠赤外線効果があります。
髪の内部の水分を振動させ、速乾性を上げてくれます。
テラヘルツ波による頭皮や髪へのエイジングケア効果も期待できます。
このほかにもたくさん機能はあるかと思いますが、おおまかに説明するとこんな感じです。
あとは、価格や使いやすい重さのものを選ぶとよいでしょう。
そして大事なのは、ケア商品をしっかり使うこと。
乾かし方に気を付けること。
そちらに関しては、私のInstagramに動画でご紹介しています。
なんとこの動画、4年前に公開したものです!
とてもたくさんの方に見ていただいているので、見たことない方は参考にしていただき、見たことある方はおさらいしてまた実行いただけると幸いです。
https://www.instagram.com/tv/CAIC098Dfl4/?igsh=MzRlODBiNWFlZA==
ショートヘアの乾かし方はこちら。
https://www.instagram.com/tv/CK6cVWmDCSD/?igsh=MzRlODBiNWFlZA==
こちらには、前髪が割れちゃう方の直し方も少し載ってますので、是非髪の長さ問わず見てみてください!
何かわからないことはいつでもサロンで聞いてくださいね!
今回のコラムは小山なつきが担当いたしました!
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