梅雨時期も佳境に入り、どんどん暑くなってきて気になるのが髪の広がりやクセ。
美容室のメニューでよく見かける「縮毛矯正」と「トリートメント」
どちらも髪をキレイにする施術ですが、実は目的も仕組みも全く違います。
皆さんは「縮毛矯正」と「トリートメント」の違い、ちゃんと知っていますか?
今回はその違いを簡単にわかりやすくご説明します。
結論から言うと
○縮毛矯正 髪の形を化学的に変えるもの
○トリートメント 髪の状態を補修・コーティングして整えるもの
つまり、【クセを伸ばす】のか【手触りやツヤをよくする】という違いです。
◆縮毛矯正ってどんなもの?
縮毛矯正は、クセをまっすぐにする施術です。
髪の中には「形を決める結合(s-s結合)」があり、くせ毛の人は、その結びつきに偏りがあります。
縮毛矯正では、その結びつきを薬剤の力で一時的に緩めて、ストレートの形にアイロンの熱で整えてから、再び薬剤で固定します。
そのため、一度かけた部分は半永久的にストレートのままになります。
《こんな方におすすめ》
・うねりや広がりが気になる
・湿気で髪がまとまらない
・ぱやぱやした髪の毛が出てくる
・毎日のアイロンをかける頻度を減らしたい
◎先天的な素材による悩みへのアプローチ
◆トリートメントってどんなもの?
トリートメントは、ダメージを受けた髪を補修し、手触りや艶をよくするものです。
髪の表面をコーティングしたり、内部のスカスカになった部分に栄養を補ったりすることで、指通りを滑らかにしたり髪の強度を上げたり質感を良くします。
髪は、水分・油分・被膜の状態が整うと、ダメージによる膨潤が抑制され、クセが弱く見えることがあります。
ただし、髪の形を変えるわけではありませんので、クセそのものは伸びません。
そして持続性は一時的なものになります。
《こんな方におすすめ》
・パサつきやダメージが気になる
・ツヤを出したい
・手触りをよくしたい
◎後天的なダメージ(素材の劣化)による悩みへのアプローチ
◆よくある勘違い
「トリートメントでクセは伸びますか?」とよく聞かれるのですが、基本的にトリートメント”だけ″でクセをまっすぐにすることはできません。
ただし、髪の水分バランスが整ったり、ケラチンたんぱく質や栄養成分の補給で、「広がりにくくなって、少し落ち着いたように見える」ことがあります。
縮毛矯正は「形の設計」であり、トリートメントは「質感の最適化」ともいえるでしょう。
◆どちらを選べばいいの?
・クセが気になる→縮毛矯正
・ダメージや手触りが気になる→トリートメント
また、縮毛矯正はあくまで構造の変化であり、それによる手触りの向上やツヤは見込めますが、ダメージを補修する効果はありません。
特にカラー施術をしている方や普段からアイロンをよく使う方などは、すでに受けているダメージにより、さらに髪に硬さやごわつきを感じてしまう可能性もあります。
よって、縮毛矯正をされる場合は、トリートメントを併用することも大事です。
まっすぐでツヤのある理想的な髪に近づけるためには、「縮毛矯正+トリートメント」の組み合わせはマストと言っても過言ではないでしょう。
「縮毛矯正」と「トリートメント」
似ているようでいて、まったく役割が違います。
自分の髪のお悩みに合わせて選ぶことで、よりキレイで扱いやすい髪を手に入れることができます。
迷ったときは、ぜひ担当の美容師にご相談ください。
きっとあなたの理想の髪をかなえる提案をしてくれることでしょう。
この時期おすすめのメニュー
*カット+フルカラー+エイジングケアトリートメント
ケラチンたんぱく質の補給により、強度を増したツヤツヤの髪に
*カット+エイジングケアストレート
強度アップのトリートメント処理がついた縮毛矯正&トリートメントの最強艶髪ストレート
スタイリスト 小山なつき